名称も新しくなった春の高校バレーボール

高校生のバレーボールの大会といえば、春高バレーがあります。

テレビなどでも予選から中継されるため、あまりバレーボールに興味がなくても、その名称を知っている人も多いのです。

この春高バレーですが、以前は全国高等学校バレーボール選抜優勝大会と呼ばれていました。

この大会に出て活躍することが、日本代表への登竜門とも言われ、数々の選手を生み出してきたわけです。

名称の通り、数々の大会を勝ち抜いてきた高校が一堂に集まり、優勝校を決める大会でもあったのですが、3月という時期的な問題が足を引っ張っていました。

特に優秀な選手になると、卒業寸前のこの時期には、就職や進学、実業団との絡みも出てきます。

さらにはインターハイなどからの試合の問題により、長期にわたってブランクができてしまい、競技者としてモチベーションが落ちたり勘が鈍ってしまったりする問題も指摘されてきたのです。

そこで現在は、全日本バレーボール高校学校選手権大会と改め、1月に開催することによりこういった問題に対応し始めているのです。

時期的には冬になりましたが、春高バレーの名称は継続して使用しており、今まで通りバレーボールファンにとって楽しみな大会になっているのです。